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和の伝統芸能鑑賞とガイドツアー

和の伝統芸能鑑賞とガイドツアー2017年03月26日更新

こんにちは、肥後細川庭園です。

今日は「和の伝統芸能鑑賞」と題し、狂言の解説と実演を行いました。



講師は狂言方和泉流能楽師の野村太一郎さんと…



飯田豪さんです。

足の運び方や扇子の使い方など、狂言初心者の方にもわかりやすい導入のおかげで、参加者の皆さんの緊張もすぐにほぐれたようです。

貴重な衣装や面を間近に見るだけでなく、一緒に声を出して狂言の「笑い」や「泣き」の仕草を体験するなど、参加型ワークショップ形式でした。

解説のわかりやすさもさることながら、お二人の軽妙なトークに引き込まれ、会場は終始、笑いに包まれていました。

 

その後に演じられたのは「盆山」。

 

盆栽を盗もうとした男が、隠れているのを必死に隠すため、さまざまな動物の鳴き声を真似る演目です。

これまでの解説で学んだ狂言の所作が次々と出てくるので、参加者の皆さんは、うんうんとうなずいたり、クスクスと笑ったり。

質問コーナーではディープな質問も飛び出すなど、あっという間の90分間でした。

 

野村さんは「少しでも狂言を身近に感じてもらえたら」とおっしゃっていました。

飯田さんは、大学生の時に初めて狂言をご覧になった時に魅了され、その道に進まれたそうです。

 

これをきっかけに、一人でも多くの方が狂言に親しみ、「もっと知りたい」「もっと見たい」「やってみたい」と思っていただけたら…と願っています。

 

そして、昨日と今日は、ボランティアによるガイドツアーを行いました。



ボランティアガイドが、お庭を巡りながら、見所や歴史、松聲閣の成り立ちや建物の特徴などをお話するツアーです。

昨日はお天気にも恵まれ、大勢の来園者にご参加いただきました。

ただ見て回るだけでも十分に楽しめますが、ガイドによる説明を聞きながら巡ると、庭園の長い歴史に思いを馳せ、また別の風景が見えてきます。

今日はあいにくの雨だったので、松聲閣館内を巡るガイドツアーとなりました。

人数こそ少なかったのですが、だからこそ質問にもいつもより多くお答えするなど、雨の日ならではのツアーとなりました。

参加してくださった方々からは「晴れている時にまた来ます!」というお声をたくさんいただきました。

 

ガイドツアーは事前申込不要、参加費無料です。くわしくは「お知らせ」をご覧ください。

4月1日(土)、2日(日)も開催しますので、どうぞご参加ください!

 

雨の中ご来園くださった皆さん、ありがとうございました!

 

 

 

明日よりさくらウィーク開催!2017年03月24日更新

こんにちは、肥後細川庭園です。

神田川では、早くも桜が咲き始めました。

水神社の前の桜は、早くも八分咲きです。



庭園の桜は、まだ「ほころびはじめた」くらいです。

早く咲かないかなあ…と首を長くして待っています。

 

今、来園者の目を惹きつけているのは、モクレンの花です。

まだ冬の色濃い庭園で、鮮やかに咲き誇っています。





庭園スタッフのおススメは、松聲閣側から永青文庫へ向かう途中に咲いているコブシです。





モクレンとコブシはよく似ていますが、こうして並べてみると、花の開き方や、咲く向きなど、違いがわかります。

コブシはモクレンよりもはるかに背が高く、周りに木々も多いので、パッとは見つけにくいと思いますが、ぜひ探してみてください。

 

さて、明日より2週に渡って、土曜日と日曜日に「さくらウィーク」と題し、イベントを行います。

庭園のガイドツアーや、桜餅の呈茶サービスなど、どなたでも楽しんでいただけるイベントを用意してお待ちしています。

くわしくは「お知らせ」をご覧ください。

神田川の桜を楽しんだら、庭園でひとやすみしてはいかがでしょう?

 

文の京コミュニティコンサート開催!2017年03月21日更新

こんにちは、肥後細川庭園です。

うららかな春の陽気の中、松聲閣では、文京シビックホールが主催する「文の京コミュニティコンサート」が行われました。

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開場前からたくさんのお客様においでいただきました。

予想を超えるご来場をいただき、会場に入れなかったお客様も数多くいらっしゃいました。

せっかくおいでいただいたのに、申し訳ありませんでした。

P3200115松聲閣では初の開催となるこのコミュニティコンサート。

今回は、打楽器奏者の藤井むつ子さんと藤井理佳さんによる、マリンバの演奏会です。

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写真の右側に映っている赤い枠に吊り下げられているのは「サヌカイト」です。

「讃岐石」とも呼ばれる石で、たたくとベルに似た澄んだ音がします。

マリンバとサヌカイトの美しい音色に誘われ、会場の外でも足を止めて聞き入っている方がたくさんいました。

 

ご来場ありがとうございました!

 

ホテル椿山荘東京で小代焼の展示2017年03月17日更新

こんにちは、新江戸川公園です。

そうご挨拶するのも、今日が最後になります。

明日はいよいよ、「肥後細川庭園」に名称変更されるため、記念式典が行われます。

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それに先駆けて、ホテル椿山荘東京では、小代焼(しょうだいやき)の展示が始まりました。

小代焼は、細川家が豊前小倉藩から熊本藩へ転封になる際に、細川三斎公に従った陶工が窯を構えたのが始まり、と伝えられています。

以後、小岱山麓で300年以上焼き続けられてきた、熊本県を代表する陶器です。

 

ホテルのロビーに飾られているのは、井上泰秋さんの作品「ワラ白釉打掛流し大皿」です。

躍動感があり、小代焼の持つ独特のおおらかさや力強さを感じる作品です。

さっそく見に行きましたが…

松聲閣スタッフが撮った写真は、残念ながらブレブレの写真ばかりでした…

ぜひ実物の輝きを見に、足を運んでみてください!

 

ホテル椿山荘東京では、当公園が名称変更をする記念として、この小代焼の展示をしてくださっています。

ありがとうございます!

 

公園名が変わりますが、お庭の木々や、池の水面に映る風景は変わりません。

明日もきっと、いつもと同じように、静かな包容力で来園者を迎えます。

ですが、少しずつ四季は移ろい、桜のつぼみがふくらみ始めてきました。

一方で、ずっと整備が進められてきた、公園北西側エリアの工事も終わりました。

式典は、その新しいエリアで行われます。

自然の力と、人の力が合わさって、公園に新しい風を運んできます。

そんな門出にぴったりな、静と動を感じる、小代焼の展示です。

 

明日からは永青文庫の春季展「熊本城 加藤清正と細川家」も始まります。

当園へおいでになった際は、春の訪れとともに吹く熊本の風を感じに、足を延ばしてみてください。

 

明日からは「肥後細川庭園」をよろしくお願いします!

 

 

雪吊り、見納めです2017年03月12日更新

こんにちは、新江戸川公園です。いよいよ3/18に行われる「肥後細川庭園」への名称変更式典が迫ってまいりました。

そして、春の足音もだいぶ近づいきましたが、それに先立ち、冬の風物詩として庭園に彩りを与えてくれた

「雪つり」を明日3/13に撤収作業を行います。

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この雪つり、昨年11月下旬にはじめて開催した、「秋の紅葉ライトアップ~ひごあかり~」においても

抜群の存在感を示し、紅葉そして竹あかりとのコラボレーションを見事に演出してくれました。

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11月から約4か月にわたり、日本庭園らしい風情を楽しませていただきましたが、しばしのお別れです。

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しかしながら別れのあとには、サクラからはじまる春のリレーが待っています。

次は名称変更とともに訪れる”春の到来”、みんなで楽しみにいたしましょう♪