肥後山茶花が咲き始めました2017年10月31日更新
こんにちは、肥後細川庭園です。
肥後山茶花が咲き始めました。
まだ完全に開いてはいませんが、開き始めの可憐な姿を見せています。
沢山の蕾を付けていますので、これから楽しませてくれることでしょう。
場所は松聲閣の建物の近く、水琴窟の辺りです。
水琴窟のまわりでは、ツワブキも見ごろです。
明日から「霜月」と呼ばれる11月に入りますが、まだチョウも食事に来ていますよ。
週末の三連休には「アンティーク着物展」を開催します(詳細はコチラ)。
ガイドボランティアによるガイドツアーや、ビデオギャラリートークなど、イベントも盛りだくさん。
グッズ販売も予定しています。
人が作り出した美と、自然が生み出す美の両方を楽しみにいらしてください。
MITAMIYO!!(みたみよ!!)2017年10月29日更新
こんにちは、肥後細川庭園です。
素晴らしい冊子をいただきました。
「MITAMIYO!! みたみよ!!」(クリエイターチーム カラフル発行)は、子どもたちが自分の住む町を取材したガイドブックです。
文京区に住む子どもたちが編集者となり、大人たちがサポートして制作されており、今回がVOL.2となります。
今号にて、肥後細川庭園も取材を受けました。
写真もイラストも、文章もすべて、子どもたちによるものです。
とても丁寧に取材されていて、知らなければ大人が書いたと思うほど詳細に紹介されています。
今回は音羽・関口周辺を中心に紹介されており、地域の歴史、各施設の特徴、そこで働く人の声など、教えられることばかりです。
英語のページもあり、読みごたえたっぷりです。
早速この冊子を片手に、地域めぐりに出かけたくなりました。
松聲閣のお知らせラックにもありますので、ぜひお手に取ってご覧ください。
暑い夏休みに取材に来てくださり、建物の中やお庭のすみずみまで見ていただいた記者の方々、サポートの大人の方々、ありがとうございました。
ハスの植付2017年10月28日更新
こんにちは、肥後細川庭園です。
先日、小池でハスの植付を行いました。
鉢に入ったレンコンを、そのまま池に植えていきます。
このレンコンは食べられないそうです…
今回植えるのは50株。
一つの鉢に一つずつレンコンが入っています。
これを職人さんが一鉢ずつ、慎重に池へ沈めていきます。
手間と体力の要る作業ですが、慣れた職人さんの手にかかると、作業があっという間に進んでいきます。
日暮れを待たずに、すべての鉢がお行儀よく池の中に並びました。
日本庭園の最南東に位置する小池の周囲には木々がそびえ、日当たりもそれほどよくありません。
これから木々を計画的に伐採して日当たりを良くし、ハスの成長を促す環境を整えていきます。
葉が水面を覆うのは来年の春。
今から楽しみです。
11/2追記。
作業をしてくださった花ハスの専門店「フラワー華蓮」さんのホームページでも、当日の様子が掲載されています。
コチラから花蓮栽培日記10/27の項をご覧ください。
台風一過2017年10月23日更新
こんにちは、肥後細川庭園です。
ヤブコウジ(十両)のかわいらしい実が見られるようになりました。
さて、昨日は台風のため、一日中雨が降っていました。
松聲閣は衆議院議員総選挙の投票所となっていたため、来園者が多く、お庭を通りぬける方もいらっしゃいましたが、散策する方はほとんどおらず、お庭を悠々と独占していたのは…
カモでした。
上の写真でも、よく見ると池にポツリと浮かんでいます。
そして今日、見事な快晴となりましたが、園内のあちこちに、台風の影響が見られました。
ツワブキも、左側の花はちょっとお疲れ。
園路は高低差があり、水たまりが引かない箇所もありました。
すのことマットを敷いて、簡易的に通路としました。
モミジの実も、芝生の上にかなり落ちています。
斜面林には、たくさんの落ち枝や落ち葉が。
こちらはイイギリ(飯桐)、別名・南天桐です。
大きな葉っぱと房が丸ごと落ちていました。
モミジの大枝も、事務室の観賞用に…トホホ…
めずらしい落し物としては、アシナガバチの巣でしょうか。
かなり前から空き家だった模様です。
最後に、水面を歩くサギをどうぞ。
水位が上がって、中池が一部水没しています。
園内は通常通り見学・利用いただけますが、明日も引き続き清掃を行います。
ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いいたします。