雪、氷、霜2018年01月29日更新
冬限定の風景2018年01月26日更新
雪の日本庭園2018年01月23日更新
久しぶりの雪2018年01月22日更新
こんにちは、肥後細川庭園です。
東京では、久しぶりに本格的な雪が降りました。
当園も見る間に白い雪に覆われていきました。
夕方になるにつれ、雪景色をご覧になるお客様が増え、滅多にない情緒ある風景を楽しんでいただきました。
そろそろ満開になりそうな紅梅も雪化粧です。
山茶花も、いつも以上の美しさを醸し出していました。
手水鉢と水琴窟です。
見ている限り、さすがにこの寒さと雪の中で、水琴窟を聴こうとされる方はいませんでした。
もしやチャレンジャーがいたのでしょうか…?
そして午後六時の庭園の様子です。
上の画像はわかりやすいように、明るく加工しています。
大変風情がありますが、明日は雪が凍って園路がすべりやすくなっている恐れがあります。
ご来園を予定されている方は、温かく、歩きやすい服装で、お気をつけておいでください。
くちなしの実2018年01月19日更新
こんにちは、肥後細川庭園です。
十三重の塔の近くで、くちなしが橙色の実を付けていました。
実を付けるのは一重のくちなしです。
乾燥させた実は栗きんとんなど料理の着色料にも使われているので、おなじみの方も多いのではないでしょうか。
一方、中門を入ってすぐの芝生にも、くちなしがあります。
枯れた実のようにも見えますが、実にはなっていません。
こちらは八重咲きのくちなしで、実がつきにくい(つかないと言ってもよいかも…)種類になります。
初夏に八重咲きのくちなしが咲いていた時の様子をどうぞ。
漢字では「梔子」と書くクチナシの実は、「山梔子(さんしし)」とも呼ばれ、薬草としても用いられてきました。
古くは和歌や俳句にも読まれ、歌の歌詞にもなっています。
人の生活を、実用的にも文化的にも豊かに彩ってきた植物のひとつです。