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細川忠興公とめぐるゆかりの地

細川忠興公とめぐるゆかりの地2017年08月27日更新

こんにちは、肥後細川庭園です。

 
本日は、九州産交ツーリズム株式会社様による熊本城復興応援ツアー「細川忠興公とめぐるゆかりの地」で熊本からお越しになったお客様をお迎えしました。

熊本藩54万石の大名だった細川家は、江戸時代にいくつもの藩邸を持っていました。

そのため、ゆかりの地も多く残っています。

今回は、「熊本城おもてなし武将隊」の細川忠興公とともに、そうしたゆかりの地を巡られるそうです。

その一つとして、肥後細川庭園にもお立ち寄りいただきました。

 
当園では昼食後、永青文庫の林田常務理事より解説がありました。



その後、当園所長・山野より、江戸末期以降に細川家の学問所として使用され、今も当時の姿を残す庭園の歴史や、台地の丘陵を活かした池泉回遊式庭園の特長をお話ししました。



本日は、熊本からはるばるお越し下さるお客様をお迎えするため、特別な行事や催事の時に披露している「一成一切成」の掛け軸を床の間に飾りました。

こちらは細川家現当主・細川護煕氏の筆による書です。



参加者の皆さんは、細川家に詳しい方も多く、興味深そうにご覧になっていました。

 
その後、庭園を散策し、参加者の皆さんは、忠興公とツーショット記念撮影会へ。

忠興公には過去2回、当園へお運びいただいており、今回は約一年ぶりのおいででしたが、すでに園内のことはよくご存知で、我が庭のようにお客様を先導されていました。

御腰にはもちろん、愛刀・歌仙兼定が。

今年3月に「肥後細川庭園」へと名称変更した際に制作した九曜紋の扇子をお持ちくださり、記念に一枚。



 
所長もご一緒させていただきました。



忠興公、九州産交ツーリズム様、ありがとうございました。

 
その後、ご一行は永青文庫に向かわれました。

良い旅となることをお祈りしています。

 
さて、今回のように細川家ゆかりの地を巡るのに、うってつけのパンフレットをご紹介します。



「東京の中のくまもと」と「目白台・関口おさんぽ帖」です。

「東京の中のくまもと」は熊本県広報課が発行した、文字通り東京にある熊本ゆかりの地を網羅した冊子です。

都内各所にある細川家屋敷跡はもちろん、熊本に縁が深い夏目漱石や小泉八雲の旧居などを紹介しています。

 
「目白台・関口おさんぽ帖」は、文京区観光協会が発行しており、肥後細川庭園のある目白台・関口周辺の名所旧跡、グルメ情報を詰め込んでいます。

かわいいイラストや写真も豊富で、わかりやすい地図も掲載されています。

 
どちらも無料で手に入ります。

当園でも配布していますので、熊本ゆかりの地めぐりや目白台周辺の散策にご活用ください。

(在庫切れの場合はご了承ください)

 

キノコと庭2017年08月26日更新

こんにちは、肥後細川庭園です。

 
梅雨を迎えるあたりから、庭園ではいたるところにキノコが生えてきます。

雨の日の後の芝生にニョキニョキ…なんてことも。

場所によって、あるものは伐採し、あるものは見守っています。

四葉のクローバーのような形のキノコもあります。



 
キノコに詳しいスタッフがおらず、なかなか名前がわかりません。

図鑑と首っぴきで調べましたが、似たようなキノコがいっぱいあるんですね。

ものによっては毒キノコの可能性もあります。

見つけても、絶対に採集しないでくださいね!

 
それでは目で楽しむキノココレクションをどうぞ。



いずれも園路から見えるところに生えています。

ご興味のある方は、キノコを探しながら散策されるのも面白いかもしれません。

その際には、頭上にもくれぐれもお気をつけて。

ヤマボウシの赤い実2017年08月20日更新

こんばんは、肥後細川庭園です。

ヤマボウシの赤い実がなる季節になりました。

5月のブログで、白い花が咲いている風景をお届けしましたが、あっという間に実がなっています。

花、と書きましたが、白い花びらのように見えるものは苞(ほう)と言い、葉のようなものです。

実際は真ん中にある緑色の丸いものが花です。



ヤマボウシは漢字で「山法師(山帽子という説も)」と書き、白い苞が法師の頭巾のように見えることから、この名前が付いた、という説が一般的です。



薄いオレンジ色や濃いピンク色、真っ赤になったものまで、丸い実がいくつもなっています。

正門を入ってすぐのサワラの木のそばにあるので、入ってくるときは気づきにくいかもしれません。

松聲閣の玄関を出て、右手にありますので、目にも鮮やかなヤマボウシの実を見上げてみてください。



 
このヤマボウシ、食べられるのをご存知ですか?

生でそのまま食べたり、ジャムにしたりと、様々な楽しみ方ができます。



気になる方は、機会がありましたらぜひ試してみてください。

当園では不必要な植物採集はできませんので、食べたことのないスタッフたちも興味津々です。

ちなみに食べたことのあるスタッフの感想は、「おいしい」と「あんまり…」に分かれました。

 
いずれにせよ、見ているだけでも心がなごむような、ヤマボウシのかわいらしい赤い実です。

菊の花びら~重陽の節句飾り2017年08月19日更新

こんにちは、肥後細川庭園です。

さてクイズです。このおりがみでできた菊の花びらは、ある鳥のかたちをしています。

何の鳥のかたちをしているでしょうか。



 
今年も重陽の節句が近づいてきました。

重陽の節句は9月9日。「菊の節句」と呼ばれ、菊の花を飾ったり菊のお酒を飲んだりして、長寿を祈る行事です。

松聲閣では、おりがみ作品の展示を行っています。

作者はお茶の水おりがみ会館の瀬沼絢子先生です。

庶民の間では、豊穣の秋を祝うお祭りでもあったようです。

江戸時代には「栗の節句」とも呼ばれ、栗ご飯を食べるなどの風習があったと言われています。 思わず食べたくなる、おりがみの栗や柿です。



 
中でも素晴らしい作品は、この菊の活け花です。

このうちの奥にある6本の菊の花びらを良く見てください。

本物の菊のように、無数の花びらがあるように見えます。

なんと、一枚一枚が、おりがみの鶴でできています。

長い時間をかけて、丁寧に一つ一つ折られたことがうかがえます。

これをご覧になった方々の長寿を祈る、瀬沼先生の気持ちが込められた作品です。

重陽の節句飾りは、9月9日すぎまで展示の予定です。

 
さてここで、この記事を読んでおりがみに興味を持った方に朗報です。

8月26日(土)に、松聲閣で「おりがみ教室」を行います。

パンダやカエル、スイカなど3~4作品を制作します。

初心者の方でも大丈夫。おりがみ会館の渡部先生が、丁寧に指導してくださいます。

未就学児から大人まで、どなたでも参加できます。

お申し込みは、松聲閣(電話:03-3941-2010)までどうぞ。

 
8月24日追記:おりがみ教室は中止となりました。


引き続き「山鹿灯籠まつり展」も行っております。



紙だけでできた山鹿灯籠、そしておりがみの重陽の節句飾りを見て…

最後に「おりがみ教室」で、紙に触れる充実したひとときを楽しんではいかがでしょうか。

お待ちしています!

朝顔の観察日記2017年08月13日更新

 
こんにちは、肥後細川庭園です。

実は、朝顔を育てていました。

少し遅い7月の初頭に種を植え、7月中旬にはこの大きさに。

支柱に絡んできています。

産毛もびっしり。この柔らかい葉先がぐんぐんと伸びていきます。

下は7月下旬の様子。一週間で2倍の高さになった苗もあります。

左側はかなりのんびり屋ですね。

下の写真は8月6日です。

この頃はほとんど雨が降りませんでした。

朝顔に限らず、庭園の植物に毎日水やりをやっても追いつかないほどでした。

そして8月12日、真ん中の元気な鉢から、第1号の白い花が咲きました。

今日は冒頭にご紹介した赤の花、もう一つの鉢から青の花が咲きました。

ようやく皆さんに楽しんでいただけそうですので、松聲閣の玄関脇にお披露目しました。

ご来園の際には、色とりどりの顔をどうぞ見てやってください。

涼しい日が続いていましたが、またじわじわと暑くなっていますね。

どうぞご自愛ください!