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赤いブラシノキの花が2回目の開花をしました!

赤いブラシノキの花が2回目の開花をしました!2019年08月22日更新

皆様こんにちは! 台風10号後だいぶ涼しくなりました! しかし、まだ30度cを超える暑い日が続いていますので、熱中症には気を付けて下さいネ。

今日は、ブラシノキ(フトモモ科ブラシノキ属 オーストラリア・ニューカレドニア原産 別名カリステモン,キンポウジュ(錦宝樹)常緑高木)が5月以来2回目の開花をしましたのでご案内します。

花は、穂状花序で花序全体がブラシのように見えます。花序の先から枝が伸びる珍しい特徴を持っています。果実は、虫こぶのような形で、たくさん並んでいます。中に粉状の種子が入っています。

山火事や干ばつなどになると虫こぶ状果実が割れて、粉状の種子が放出されます。山火事や干ばつなどが無ければ何十年も種子は果実から放出されません。公園で、剪定した枝を3週間ほど乾かしたところ粉状の種子が沢山こぼれました。

南エリア正面入口脇で2週間ほどの間ご覧いただけます。花は、5月より小さめで、花数も少ないようです。

写真左 花、花序先からのびる枝。写真右 古い枝の虫こぶ状の果実

写真下 茶色の種子と虫こぶ状の果実、葉、大きさを比較する為のクリップ



 
 
 
 
 
 

パンパスグラスが見頃始めを向かえました!2019年08月18日更新

皆様こんにちは!立秋が過ぎましたがまだまだ暑いですね!パンパスグラス(イネ科シロガネヨシ属 和名シロガネヨシ(白銀葭)南アメリカ、ニュージーランド、ニューギニア原産 常緑多年草)が見頃始めとなりましたのでご案内致します。房総地方では家や畑の海側に植栽して、冬の強風や潮風を防いでいます。10月頃までご覧いただけますが、開花して時間が経過すると、花色が白から茶色に変わってしまいます。南エリア東屋付近に植栽されています。

ウチワサボテンの黄色い花が開花しています!

ウチワサボテン(ウチワサボテン亜科南北アメリカとその近隣島峡原産)の花が開花しました。1月・2月が寒く、梅雨が長かったことで花数は例年の1/10程度で残念です。南エリア南口付近のユーカリに木の下でご覧いただけます。

サルスベリが見頃を向かえました!

サルスベリ(百日紅(ヒャクジツコウ) ミソハギ科 落葉高木 中国原産)が見頃を向かえました。和名は、幹の肥大成長に伴って古い樹皮のコルク層が剥がれ落ち、新しいすべすべした樹皮が表面に現れて猿が登ろうとしても、滑ってしまうということで、猿滑(サルスベリ)と名前が着いたようです。年に2~3回カイガラムシ(サルスベリフクロカイガラムシ)が発生します。歯ブラシや束子で掻き落としします。沢山発生するとカイガラムシの糞にスス病が発生して、葉や幹が黒くなります。10月初めごろまで、北エリア北口付近でご覧いただけます。

フジが開花しました!2019年08月09日更新

フジ(マメ科フジ属 つる性落葉木本 日本原産 本州・四国・九州に分布)が開花しました。本欄で4月27日に開花しましたとご案内しましたが、狂い咲きで8月にも開花しました。4月と比較すると花房数が少なく、房丈も短いようです。北公園藤棚でご覧いただけます。