ブラシノキの赤い花が開花しました!2016年05月12日更新
ブラシノキ(フトモモ科 常緑小高木 オーストラリア原産 別名カリステモン)の赤い花が咲きだしました。ブラシノキの仲間は34種があり、当園には2種のブラシノキがあります。木の枝を見ていただくと、昆虫の卵のようなものがびっしりついています。果実で蒴果(サクカ)といいます。山火事や干ばつがあるとこの蒴果が割れて、ケシの実のような小さい種子が出てきます。当園でも蒴果のついた枝を剪定し、クリスマスリースに活用しようと乾燥しましたら、種子が沢山落ちていました。当園では、山火事や干ばつがないので5~6年前の蒴果が開かないで枝に付いています。オーストラリア原産の木ですので、降雪には弱く、当園では2年前に雪の重みで枝や幹折れが沢山発生しました。昨年秋に強めの枝抜き選定をしたので、今年は降雪による被害は発生しませんでした。